母の日のプレゼントは決まりましたか?
2017年「母の日」は5月8日(月曜日)です。
母の日の贈り物と言えばカーネーション。鉢植えや花束で送る人も多いのではないでしょうか。
赤や白、黄色などさまざまなカーネーションがありますが、みなさんはそれぞれの色によって持つ意味が違うのをご存知でしょうか?
「母の日の由来」
母の日ができたきっかけは、アメリカに住むアンナ・ジャービスという少女が亡き母を追悼するために白いカーネーションを祭壇に飾ったのが始まりとされています。白いカーネーションは、彼女の母が好きな花だったのです。
少女の母親が亡くなったのは1905年5月9日のこと。
この出来事をきっかけにキリスト教徒を中心に母親にカーネーションを贈る習慣になり、全米へと広がりました。1914年、ウィルソン大統領の時代に5月の第2日曜日が母の日と定められました。当初、母親が健在な人は赤いカーネーション、母親が故人である人は白いカーネーションを自分の胸に飾っていましたが、、やがて母親本人にカーネーションを贈る習慣へと変化していったようです。
日本に母の日が伝わったのは、大正時代のこと。
キリスト教関係者を中心に、母の日を祝うことが広まっていきました。当初は、赤と白のカーネーションを区別して贈っていましたが、
母親がいる子といない子とで区別することに配慮すべきとの声もあり、赤いカーネーションを贈る習慣が定着していきました。
赤いカーネーションにこだわらなくてもいいという考えもありますが、白いカーネーションは母親が故人である場合に贈る色なので、避けた方がいいかもしれませんね。
「それぞれの花言葉」
カーネーションの色ごとにそれぞれ花言葉が違います。
- 赤・・・母の愛情 愛を信じる
- ピンク・・・美しい仕草 熱愛
- 白・・・わたしの愛情は生きている 亡き母を偲ぶ
- 黄色・・・軽蔑 嫉妬
好きな色を選んでみるのもいいけれど、それぞれの花言葉を知ったうえでカーネーションを選ぶのもいいのではないのでしょうか。
参考にしてみては?
「カーネーション以外にも」
母の日がある5月はさまざまな花々が咲き誇る季節でもあります。
お母さんの好きな花を選んで贈るのも素敵ですね。
- チューリップ 花言葉は「博愛」「思いやり」
- ガーベラ 可愛らしく、 カラーも多彩です。花言葉は「希望」「神秘」
また最近では、紫陽花を贈る人が増えているそうです。
紫陽花の代表的な花言葉は「移り気」。マイナスな花言葉を持つため、結婚式などでは避けられることも多い花ですが、小さな花が集まっている様子から「結びつき・繋がり・団欒」などプラスの花言葉も持っています。
「最後に」
普段言えない感謝の気持ちをまっすぐに伝えましょう。メッセージカードに書いて添えてもいいですね。
イベント的要素も濃くなりましたが、由来を知って、改めてお母さんへの感謝の気持ちを新たにすることも大切ですね。
父の日・母の日のギフト、誕生日のプレゼントに。普段はなかなか言えない感謝の気持ちにお名前入りのポエムにして。